ニュース
医療

【福井県】

医療とAI融合 関係者60人考察 福井で交流会

福井新聞 2020年2月14日(金)
ニュース画像
AIで変わる医療の将来などについて、福井県内企業や大学の関係者が考えた「イノベーション・リサーチ交流会」=2月12日、福井県福井市の福井工大

 ふくいオープンイノベーション推進機構は2月12日、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)をテーマにした「イノベーション・リサーチ交流会」を福井県福井市の福井工大で開いた。県内企業や大学関係者らが、AIで変わる医療の将来などについて考えた。

 交流会は、県内企業の開発ニーズと県内大学の研究をマッチングし、新たな技術革新を創出するのが目的。情報システム関連の企業や県、大学関係者ら約60人が参加した。

 招待講師の富山大附属病院の中川肇教授が「医療介護分野における情報システムの発展とAI/IoT活用の将来像」と題して講演。電子カルテをAIなどと融合させて各医療機関や患者宅をネットワークでつなげば、患者らの生理計測データなどがビッグデータ化され、迅速な治療や病気の早期発見に役立つと強調した。

 この後、福井工大が昨年4月に設立した「AI&IoTセンター」の取り組みの成果を発表。担当の教授らが、ディープラーニング(深層学習)を用いてエックス線画像から病変部位などを検出する研究や、脳波解析から認知症の度合いを分析する研究などについて紹介した。同センターの見学会も開いた。