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【神奈川県】

高齢者一人にしない 横須賀・衣笠病院、商店街に相談室

神奈川新聞 2020年4月8日(水)
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ブースに立ち寄った女性(中央右)の相談に乗る衣笠病院の担当者=横須賀市

 一人暮らしのお年寄りを孤立させない−。衣笠病院(横須賀市小矢部)が毎月最終金・土曜日に衣笠仲通り商店街(同市衣笠栄町)に「まちなかなんでも相談室」を開設している。その名の通り医療、福祉、介護など何でも相談でき、新型コロナウイルス対策情報も提供している。
 商店街に設けたブースには、高血圧や骨粗しょう症などの改善法が書かれたパンフレットが並び、看護師や社会福祉士らが訪れる人の悩みを探りながら必要な情報を伝える。血圧計や握力測定器もあり、買い物に来た人が気軽に立ち寄って相談できる。
 「握力低下が気になっていた」と、初めて利用した市内の女性(84)は測ってみたら心配したほどではなかったようで「ありがたい」とほほ笑む。
 現在はコロナウイルスの感染拡大を受け、正しい手洗いの方法なども資料を渡して説明している。「丸めた片方の手の指で、もう片方の手をこするように洗う。あまり正しく知られていないので知ってほしい」と同病院相談・支援センター長の志水勝さん(58)。
 病院に相談に来てもらうのではなく、病院側が街へ出向くことが大切として、昨年9月に始めたという。同センターの古内郁子さん(43)は「この地域は一人暮らしの高齢者が多い。街に出て人と話す機会になれば」と相談室の意義を話す。
 金曜日は午前10時から午後3時、土曜日は午前10時から正午。問い合わせは同病院TEL046(852)1182。