ニュース
医療

【岩手県】

医療ケア児へ安心マスク 企業寄贈、岩手・盛岡市が配布

岩手日報 2020年4月15日(水)
ニュース画像
市職員からマスクを受け取る(左から)阿部優依さんと唯希ちゃん

 岩手県盛岡市は13日、医療的ケア児のいる46世帯を対象に紙製マスクの配布を始めた。市内の企業から寄贈されたマスクで、新型コロナウイルス感染症の拡大防止につなげるとともに、家族の安心感を高める。

 市職員が3班に分かれて配布。同市茶畑では市障がい福祉課の野中隆課長らが家庭を訪問し、生まれつき心臓に疾患を持つ阿部唯希(ゆうき)ちゃん(4)に、紙製マスク60枚とアルコール消毒液を手渡した。

 唯希ちゃんは「マスクをもらってうれしい。ありがとう」と感謝。母優依さん(37)は「今回の感染症にかかわらずマスクは必要。残り20枚程度しか備蓄がない中、急に売り場からなくなり不安だった。本当に助かる」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 配布したのは、7日に同市の寝具リフォーム・販売のやよいLiving(戸田直樹代表)が「重い病気や障害のある子どもへ届けてほしい」と、市に寄贈した5千枚。14日以降もまだ配布できていない家庭へ順次届ける。野中課長は「喜んでもらえてほっとした。改めて寄贈に感謝したい」と語った。