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【徳島県】

DV被害者ら支援 相談・施設運営の団体設立、元鳴門市職員

徳島新聞 2020年4月23日(木)
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一般社団法人を立ち上げ、被害者の相談に応じる野口さん=徳島市内

 元鳴門市職員の野口登志子さん(59)が、ドメスティックバイオレンス(DV)や性暴力の被害者らをサポートする一般社団法人「白鳥の森」を設立した。被害者からの相談に無料で応じるほか、一時保護施設を運営したり加害者更生プログラムを行ったりし、「被害ゼロ」の社会を目指す。

 野口さんら行政窓口などでの相談経験が豊富な支援員9人で業務に当たる。法律担当の理事には、オハナ法律事務所(徳島市)の永本能子弁護士が就いた。

 電話やメール、対面で被害相談を受け付け、行政手続きや裁判所にも同行する。徳島市内に一時保護施設を設け、加害者から逃れてきた人や生活再建を目指す人に利用してもらう。

 現在、支援員がDV加害者更生プログラムの講師研修を受講しており、修了次第プログラムをスタートさせる。このほか、子どもたちに性差別や性の多様性について教える人権教育活動も行う。

 野口さんは鳴門市女性子ども支援センター「ぱぁとなー」で相談業務に当たり、2013年度から4年間は内閣府のDV被害者支援アドバイザーを務めた。「DVや性暴力被害者はもちろん、セクシュアルマイノリティーやひとり親世帯の母親ら、助けを求めるあらゆる人に寄り添い、伴走型支援をしていきたい」と話している。

 問い合わせは白鳥の森<電088(661)4037、メールsupport@swanforest.or.jp>。