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【岩手県】

産後ケア 安心の場 岩手・釜石市、デイサービス型開始

岩手日報 2020年5月14日(木)
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助産師と一緒にゆっくりとした時間を過ごす利用者

 岩手県釜石市は12日、同市鵜住居(うのすまい)町の鵜住居地区医療センターでデイサービス型産後ケア事業「まんまるぎゅっと」を始めた。助産師らとゆっくり過ごせるほか、母乳ケアや沐浴(もくよく)指導など個別ケアに対応する個室も設置。新型コロナウイルス感染症の影響で日常生活に不安やストレスを抱えるケースもあり、行政と専門職が一体となり切れ目のない支援で母親らに寄り添う。

 花巻市のNPO法人まんまるママいわて(佐藤美代子代表理事)が事業委託を受け実施し、午前中は2組が利用。マスク着用や消毒など感染症対策を講じ、助産師や子育て経験のあるスタッフと会話を楽しんだ。

 釜石市甲子(かっし)町の佐々木智恵美さん(37)は6カ月の長男と訪れ「初めての子育てで誰に相談してよいか分からない悩みもある。気軽に話せる場があると思うだけで心強い」と喜ぶ。

 個別ケア用の3部屋にはベッドも用意した。助産師の佐藤代表理事(41)は「より一人一人に寄り添ったケアができる。『病院と実家の間の施設』として、安心して元気に育児ができるように気持ちを受け止めたい」と力を込める。

 毎月第1か第2火曜日の午前10時〜午後3時。茶と軽食付きで、料金は1歳未満の乳児を育てる同市在住の母親は1組千円など。感染症の影響で開催日を変更する場合があり、同法人ホームページ(https://manmaru.org)で確認が必要。利用希望者は前日の午後4時までに電話で予約する。

 予約、問い合わせは月、水、金曜の午前9時〜午後4時に同法人(090・2981・1135)へ。

(川端章子)