ニュース
医療

【静岡県】

婦人科検診啓発へ連携 聖隷クリストファー大生と予防センター

静岡新聞 2020年6月1日(月)
ニュース画像
学生らが考案した人間ドック時の健康食をお披露目したオンライン会議=浜松市北区の聖隷予防検診センター

 浜松市北区の聖隷クリストファー大看護学部の学生有志と聖隷予防検診センターが、AYA世代(思春期・若年成人)をターゲットに婦人科検診を啓発するプロジェクトに取り組んでいる。受診率向上に向けて、知識を深める講義や学園祭でのPR、人間ドック時の健康食の考案など多彩な活動を展開する。
 同センターが、同大に提案して昨年10月からスタートした。婦人科系の病気に対する若年層の理解不足や低い受診率が全国的な問題になる中、将来医療に従事する看護学生が正しい知識を得た上で同世代にアプローチするのが目的。
 これまでに、同センターの看護師や保健師が同大に出向き、学生に婦人科系のがんや検診に関する講義を行ったほか、学生が学園祭で子宮頸(けい)がん検診の機器や乳がんの触診方法を来場者に説明するなどした。
 27日には、学生や同センターの管理栄養士が考案した人間ドック時の健康食が双方参加のオンライン会議で披露された。栄養バランスや旬の食材などを考慮したメニューは、6月1日から3カ月間、同センターで提供するという。
 現在、参加する学生は2〜3年生の計14人。3年の女子学生(20)は「考えた献立が形になり貴重な体験となった。活動をより多くの人に知ってもらえるよう頑張りたい」と意気込む。
 同センターの斎藤忍さんは「学生たちに、『多くの人に伝えたい』いう積極性が出てきた。若者の発信力に期待したい」と話す。