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【福井県】

福井市の空き家に看護師常駐 健康相談気軽に

福井新聞 2020年7月2日(木)
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空き家となっていた住宅に開設したクラウドクリニックの事務所=福井県福井市松本1丁目

 在宅医療事務のアウトソーシング(外部委託)などを手掛けるクラウドクリニック(本社東京都)はこのほど、福井県福井市松本1丁目の空き家となっていた住宅に事務所「おとなり」を開設。7月1日から住民が交流できるスペースを無料開放する。看護師資格を持つ同社社員が常駐し、健康相談も受け付ける。松本地区内を回り、地域に密着した健康づくりを展開する。

 同社はこれまで、県内に事務所を設けず、社員で看護師資格を持つ男性が福井市内の自宅で電子カルテの代行入力や在宅医療を行う病院の訪問スケジュールの調整などの業務を行っていた。

 今回、これまでの業務に加え、病院に行かなくても看護師が地区内で相談を受け付けたりアドバイスしたりする拠点として事務所を設けた。開設に当たって在宅介護事業を展開するケア・フレンズ(同市松本2丁目)の支援を受けた。

 家は2階建てで2階部分を事務所にして、1階の広さ約10平方メートルのリビングを地域住民の交流スペースとした。今後、カフェや同社以外の看護師による健康教室(一部有料)の開催も見据える。事務所には男性ら看護師が常駐していて、個別の健康相談もできる。

 男性は「看護師の多様な働き方の実現も目指している。『おとなり』が松本地区の健康づくりの拠点にもなれば」と話している。

 交流スペースは、松本地区の住民以外も利用できる。利用時間は平日の午前10時から午後5時ごろまで。問い合わせは同事務所=電話080(9181)0710。