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【青森県】

科学と看護 面白さ体感/青森中央学院大で研究紹介講座

東奥日報 2020年8月21日(金)
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教員に静脈可視化装置の光を照射してもらい、静脈を確認する参加者の高校生

 独立行政法人日本学術振興会(JSPS)と青森市の青森中央学院大学は15日、大学での研究を若年層に紹介する講座「ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ」を同大学で開いた。県内の高校生23人が「人体解剖学を活用して安全な注射の場所を探してみよう!」をテーマにした講義と実習を通じ、科学や看護の仕事の面白さを学んだ。

 同大看護学部の三國裕子教授らが、JSPSから科学研究費補助金(科研費)を受けて行っている研究の成果を紹介。模式図を使って、内出血や血管・神経損傷が起こらないよう安全に静脈注射をできる腕などの部位を見つける研究などについて分かりやすく説明した。

 実習では、赤外線と可視光を照射することで静脈を可視化できる装置を使い、参加した高校生が自分の腕の静脈走行を観察。発泡スチロールに3Dペンで静脈走行を書き込み、自分だけの静脈モデルを作った。

 青森西高校3年の濱田夏瑚(かこ)さんは「将来、看護系の仕事に就きたいと思い参加した。講義は専門的な言葉があって難しかったが、静脈の多さには驚いた。実習を通じ、看護の仕事にますます興味を持った」と話していた。