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手術支援ロボ活用進む 徳島赤十字病院、県南初導入 がん治療に貢献
医療

【徳島県】

手術支援ロボ活用進む 徳島赤十字病院、県南初導入 がん治療に貢献

徳島新聞 2021年9月16日(木)
ニュース画像
ダヴィンチを使って手術を行う医師ら。体内のカメラを見ながらロボットを操作する(徳島赤十字病院提供)

 小松島市の徳島赤十字病院は、がん治療などに使う内視鏡手術支援ロボット「ダヴィンチ」を今春から導入し、8月末までに約50人の手術に活用した。傷口が小さく済んで安全性が高く、患者の負担が少ないとされる。県南部では唯一の導入施設で、地域医療に貢献している。

 徳島赤十字病院では泌尿器科、消化器外科、呼吸器外科で使用している。前立腺がん、胃がん、直腸がん、肺がん、肺近くに発生する縦隔腫瘍の治療に適しているという。

 体に幅1センチの穴4カ所、3センチの穴1カ所を開けて手術を行うのが一般的で、穴から人間の手のように動く機械を体内に入れて切除や縫合を行う。出血を抑え、回復が早いなどの利点がある。機械の先端部分は360度回転し、内臓が密集している部位など、通常は手術が困難な場所でも治療しやすくなった。

 呼吸器外科の石倉久嗣(ひさし)部長(54)は「もし手術中に肺や心臓を傷つけてしまえば命に関わる。繊細な動きが可能なロボットのおかげでさらに安全性が高まった」と話す。

 ダヴィンチは、徳島大学病院と県立中央病院でも稼働しており、県内の導入施設は3施設目。

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