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「''健幸''なまち」へ 運動教室 あさぎり町 医療機関と連携、健康寿命の延伸めざす
医療

【熊本県】

「''健幸''なまち」へ 運動教室 あさぎり町 医療機関と連携、健康寿命の延伸めざす

熊本日日新聞 2022年2月9日(水)
ニュース画像
エアロバイクを使った有酸素運動に取り組む第2期の参加者=あさぎり町

 高齢化社会では、自立した日常生活を送れる「健康寿命」をいかに延ばせるかに関心が集まる。自治体にとっても財政を圧迫する医療や介護など社会保障費の抑制が喫緊の課題だ。健康で生きがいを持ち、安全安心で豊かに暮らせる「健幸なまち」を目指す熊本県あさぎり町は、医療機関と連携した「健幸運動教室」を開き、健康寿命の延伸に取り組んでいる。

 2020年11月に開講した教室は、上北のヘルシーランド内にある旧デイサービスセンターで毎週月〜木曜の2時間開催。対象は40歳以上で、参加者は各自の体力に合わせ、チューブや椅子を使った筋力トレーニングや、エアロバイクでの有酸素運動などに汗を流す。週1回の教室で学んだメニューを自宅でも実践しながら、1年かけて運動を習慣付けていく。月額千円で入会金は2500円。21年9月からの第2期には89人が参加している。

 特徴は、町内の4医療機関と連携し、運動を体調回復や病気の予防に活用する運動療法を採り入れている点だ。参加者には生活習慣病や整形疾患などの治療中に医師から勧められた人が目立ち、運動から長年遠ざかっていた60代と70代で大半を占める。

 最高齢の福山シナさん(91)は長女みすずさん(58)に誘われ、一緒に入会。3カ月後の体力測定では腹筋運動が3回もできるように。周囲を驚かせ、「おばあちゃんには負けられない」と、刺激にもなっているという。65歳で大病をして高血圧にも悩まされていたシナさんだが、「若か人たちとも話ができて楽しか」と笑顔を見せる。

 町健康推進課によると、第1期生(20年11月〜21年10月)で最後までデータを提出した62人の平均筋肉率は0・9ポイント上昇。体力年齢も平均で8・9歳若返った。「それぞれの体力に応じたプログラムの効果が大きい。同じ悩みを持つ者同士が和気あいあいと汗を流せるのも、無理なく継続できる秘けつ」と分析する。

 指導する2人は医療機関での運動療法経験者。木原博子さん(64)=人吉市=は「自治体主催の健康教室が多い中、医療機関との連携は画期的。体調が悪くなると薬に頼りがちだが、運動で解決できるケースもある。その効果や魅力に気付いてもらえたら」と話す。

 尾鷹一範町長は「健幸」をまちづくりの中核に位置付ける、スマートウエルネスシティ構想に共鳴。19年から全国100以上の自治体が参加する首長研究会に加盟した。教室は取り組みの一環だが、くま川鉄道あさぎり駅前の歩道を整備するなど、「歩いて健幸づくり」「歩きたくなる環境づくり」を進める構想も抱く。(坂本明彦)

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