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嗅覚障害、原因見極め 福井赤十字病院で4月から専門外来「難病、認知症の可能性も」
医療

【福井県】

嗅覚障害、原因見極め 福井赤十字病院で4月から専門外来「難病、認知症の可能性も」

福井新聞 2022年3月18日(金)
ニュース画像
5種類の試薬を浸したろ紙のにおいをかぎ、嗅覚障害の程度を調べる検査=福井県福井市の福井赤十字病院

 鼻づまりなど、さまざまな原因でにおいを感じにくくなる嗅覚障害。福井赤十字病院(福井県福井市)は4月から、嗅覚障害の程度や原因を見極めて適切に治療しようと、専門外来「嗅覚外来」を開設する。同病院耳鼻咽喉科部長の大澤医師は「嗅覚障害は難病や認知症の可能性もあり、早期発見と治療につなげたい」と話す。

 嗅覚障害は▽においを含んだ空気が嗅裂部と呼ばれる部位に到達しない「気導性嗅覚障害」▽頭部外傷やウイルス感染によって嗅神経が直接障害される「嗅神経性嗅覚障害」▽脳疾患による「中枢性嗅覚障害」−などがある。副鼻腔(びくう)炎やアレルギー性鼻炎は「気導性嗅覚障害」の典型。粘膜が腫れたり、鼻水が出たりして、いわゆる“鼻づまり”でにおいを感じにくい。原因不明で難病に指定されている「好酸球性副鼻腔炎」も「気導性」の一つで、抗体製剤による投薬治療が可能だ。

 一方で「中枢性嗅覚障害」には、アルツハイマー型やレビー小体型認知症の初期症状のケースもある。「認知症の場合、神経内科と連携し早期介入が必要になる」(大澤医師)という。

 同病院によると県内初の「嗅覚外来」では、特殊な検査キットで嗅覚障害の程度を調べる。においの異なる5種類の試薬をろ紙の端に浸し、それぞれにおいの薄いものから段階的に濃い方へとかいでいき、においの有無、どんなにおいを認識するかをチェック。全くにおわない重症は「嗅覚脱失」と判定される。投薬などの治療の前後に、この検査を行うことで嗅覚障害の原因や重症度を見極め、病状に合わせた投薬治療や手術を進めていく。

 毎週金曜に設ける専門外来は原則、紹介予約のみ受け付ける。当面は年間50〜100人程度の受診を想定。大澤医師は「嗅覚障害を放置すると、副鼻腔炎の慢性化や、好酸球性副鼻腔炎によるぜんそくの悪化を引き起こす恐れもある」と話し、まずかかりつけ医に相談するよう勧めている。

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