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秋田大が男鹿市と協定、指導医派遣 総合診療医育成、研究も
医療

【秋田県】

秋田大が男鹿市と協定、指導医派遣 総合診療医育成、研究も

秋田魁新報 2022年4月11日(月)
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総合診療医センターの植木センター長(左)と、男鹿みなと市民病院へ派遣される渡部医師

 秋田大学(山本文雄学長)は男鹿市からの要請を受け、1日付で男鹿みなと市民病院に「男鹿なまはげ地域医療・総合診療連携講座」を開設した。大学から指導医を派遣してもらい、診療や人材育成、研究に当たってもらう。開設に伴い、市民病院は「総合診療科」を新設した。講座は市が人件費などを負担する寄付講座。

 大学によると、講座では▽総合診療医の育成・確保に関する研究▽総合診療医の研修プログラムの開発に関する研究▽総合診療の実践を通じた地域医療の持続可能性に関する研究―などを行う。設置期間は来年3月末まで。市は人件費や研究費などとして900万円を負担する。

 市民病院には秋田大医学部付属病院の医師1人を派遣。総合診療科の外来は毎週水曜日午前とし、このうち第1、3、5水曜を派遣された医師が、第2、4水曜を市民病院の若手医師が担当する。派遣医師が外来を受け持つ日は、午後から若手医師の指導にも当たる。

 総合診療医は病気の初期診療に当たり、必要があればより専門的な医療機関に患者をつなぐ。地域医療の中心的な役割を担う医師として国が養成に力を入れており、大学病院は昨年2月、総合診療医の養成拠点「総合診療医センター」を開所している。

 同センターの植木重治センター長(47)は「総合診療医は地域を見ることが仕事。患者個人だけでなく患者の家庭、病気だけでなく予防やリハビリまでを考え、対応しなければならない。大学だけでは学べない『コミュニティーを見る力』を養うのは地域だからこそできる」と講座開設の意義を強調する。

 市民病院へ派遣される渡部健医師(32)は「地域の皆さんが安心して暮らせるよう医療だけでなく、介護や福祉と連携してさまざまな取り組みを進める。秋田は高齢化率が高く、たくさんの病気を抱える人が多いからこそ、後輩医師を育成しながら臨床を積み、地域医療の課題解決に向けた研究に力を入れていく」と意気込んだ。

 市民病院は男鹿市唯一の総合病院で、地域医療の要となる存在。秋田大で6日に行われた協定締結式で、男鹿市の菅原広二市長は「男鹿市は高齢化で非常に困っている。さまざまな病気を抱えている患者が多く、どうしても総合診療医の確保が必要な状況。協定締結で解決が図られればいい」と期待を寄せた。

 山本学長は「市民病院というフィールドを最大限に活用し、地域の実情に即した地域医療人材の育成をさらに加速させていく。この取り組みを他の自治体でも展開し、人材の育成、確保の新たなロールモデルを秋田の地から発信していきたい」と述べた。

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