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【岩手県】

出産・育児の支援窓口一つに 久慈市、対応拠点1日開所

岩手日報 2020年4月1日(水)
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くす玉を割り、子育て世代包括支援センターのプレオープンを祝う関係者

 久慈市の子育て世代包括支援センター「あいてらす久慈」のプレオープニングセレモニーは30日、同市旭町の現地で行われた。同センターは保健推進施設「元気の泉」内に設置され、子育て支援課の全業務と保健推進課の母子保健の一部業務を一括して担い、機能を強化。妊娠期から子育て期までの支援を1カ所でできるようにすることで育児世代を支えていく。4月1日に開所する。

 セレモニーは関係者約30人が出席。遠藤譲一市長が「人口減少や少子化解消のため、安心して子育てできる市を目指していく」とあいさつし、くす玉を割って祝った。市内の企業計8社がキッズプレイスペース用に木製おままごとセットなどの遊具を寄贈した。

 同市ではこれまで、児童手当などは市役所本庁舎の子育て支援課、乳幼児検診などは「元気の泉」内の保健推進課と担当窓口が異なっていた。センターは出産・育児に関する業務と課を再編し、ワンストップで対応できるようにした。

 1歳の娘を持つ同市小久慈町の主婦、藤原恵里香さん(33)は「これまでは違う方に申請に行ってしまったこともあった。手間が省けて便利になる」と期待する。

 愛称の「あいてらす久慈」は、公募で寄せられた県内外103件の中から選ばれた。秋田市の吉田慶嗣さん(76)が名付けたもので「愛」、「子どもの未来を照らす」、「肝胆相照らす」などの意味を込めている。

 同センターは平日午前8時半〜午後5時15分。開所後の問い合わせは同センター(0194・52・2169)へ。