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児童福祉

【岡山県】

カードに見守り機能 家族へ居場所 高齢者や子供対象、高梁で運用

山陽新聞 2019年9月26日(木)
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ポルカ天満屋ハピータウン店内に設置された専用の端末

 高梁市のショッピングセンター「ポルカ天満屋ハピータウン」(同市中原町)を運営する協同組合ポルカは、子どもと高齢者の見守り機能付きポイントカードの運用を25日から始めた。店内や病院など市内6カ所に設置予定の端末にカードをかざせば、家族らにメールで通知される仕組み。組合によると、岡山県内の商業施設では初の取り組みという。

 カードは小学生用の「ジュニア」と70歳以上の「シニア」の2種類。非接触式ICチップを搭載しており、端末にかざすと、その場所を知らせるメールが、事前に登録しておいた保護者や家族らのアドレスに届く。

 加えて、店内サービスに使えるポイントを1日1ポイント提供。ジュニアは保護者と一緒に申し込んでもらい、保護者にポイントを付ける。地域の安全安心に協力するとともに、カードの普及による顧客拡大も狙う。

 カードの名称は、備中松山藩の改革に手腕を発揮した儒学者・山田方谷にちなみ「ほうこくん」とした。

 端末は当初、ポルカ店内と備北信用金庫本店(同市正宗町)、高梁中央病院(同市南町)に設置。市役所や市図書館(同市旭町)、中井小(同市中井町西方)にも順次置く。

 同組合の安藤建司理事長は「地域全体で子どもや高齢者を見守る体制をつくりたい。人口減が進む市の活性化にもつながれば」と話している。