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【栃木県】

引きこもり特化し相談会 栃木・真岡市 専門的、継続的に家族支援

下野新聞 2020年2月18日(火)
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引きこもりの相談を受け付けている市障害児者相談支援センター

今月20日から月1回
 【真岡】子どもから成人まで引きこもり状態にある人を抱える家族らを支援しようと、市は20日から月1回、荒町の市総合福祉保健センターで相談会を開く。市が引きこもりに特化した相談の場を設けるのは初めて。専門的な相談が身近にできる環境を整え、継続的支援で課題解決に向けた足掛かりとする。
 2016年と19年の内閣府の調査結果から、市内では約1%が引きこもり状態にあると推計される。
 市社会福祉課によると、常時相談を受け付けている「市障害児者相談支援センター」には18年度に延べ30件、19年度は12月までに56件の相談があり、年々増加傾向にあるという。また、県子ども若者・ひきこもり総合相談センター「ポラリス☆とちぎ」=宇都宮市下戸祭2丁目=にも、市民から多くの相談が寄せられているという。
 こうした状況を踏まえ、家族に身近でより専門的な支援ができる態勢をつくり継続的な支援を実現しようと、相談会の開催を決めた。
 相談会は予約制で原則毎月第3木曜に開催する。来月は19日。時間は1組1時間で、1日4組まで。ポラリス☆とちぎの職員と、県が行う「ひきこもりサポーター」の研修を受けた市職員らが2、3人で対応する。
 今後は市障害児者相談支援センターと相談会を並行して支援に当たり、申請のあった家庭を訪問する同サポーターの派遣へとつなげたい考え。同課の担当者は「さまざまな要因があり単純に解決できないが、長期間にわたって共に考えながらサポートしていきたい」と話している。(問)同課0285・83・8129。