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児童福祉

【栃木県】

地域や在宅での児童養護が必要 栃木・那須烏山市、育成連絡協が研修会

下野新聞 2020年3月24日(火)
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南那須地区青少年育成連絡協議会の研修会

 【那須烏山】南那須地区青少年育成連絡協議会の本年度第2回研修会が、県庁南那須庁舎で開かれ、さくら市の児童養護施設「養徳園」の福田雅章(ふくだまさあき)総合施設長が「子どもの健全な育ちのために」と題して講話した。
 福田さんは、虐待を受けた児童は自己肯定感が低く他者への不信感が強いと指摘。施設に入所した子どもたちを例に挙げ「いきなりしつけようとすると子どもが荒れる。まずは楽しく食事するなど普通の暮らしを淡々と続け、手を掛けて育てて『自分が大切にされている』と感じてもらうことが大切」と強調した。
 今後は施設ではなく地域や在宅で児童養護を推進する必要があると訴え、自らが行っている育児疲れやキャリアアップを目指す母親から一時的に子どもを預かる「ショートステイ」の事例を紹介した。
 子どもの健全育成のためには「親や教師以外にも、子どもに関わる大人が大勢いることが重要」と語った。
 研修会には市と那珂川町の教育関係者や民生・児童委員ら約30人が参加した。