ニュース
介護

【鹿児島県】

クリスマス訪問続け40年 靴下贈り安否確認 鹿屋・西祓川

南日本新聞 2018年12月25日(火)
クリスマスプレゼントをもらい喜ぶお年寄り(左)=鹿屋市西祓川町
クリスマスプレゼントをもらい喜ぶお年寄り(左)=鹿屋市西祓川町

 鹿児島県鹿屋市の西祓川町内会が23日、80歳以上のお年寄りがいる町内の75世帯を訪問した。安否確認とクリスマスのプレゼントを兼ねて40年ほど続けている。年末恒例の声掛けが、お年寄りを元気づけた。

 町内会の福永勝会長(70)によると、温かい気持ちで正月を過ごしてもらおうと、1970年代に始まった。日ごろも見守り活動をして、お年寄りの健康状態をチェックしているが、悪質な訪問販売が増えている近年は、被害に遭わないよう啓発にも役立てている。

 町内会役員や民生委員、健康づくり推進員ら7人が手分けして訪問。心待ちにしているお年寄りが多く、「元気でしたか」とあいさつすると、「はい、元気ごわした」と笑顔で迎え、玄関先でおしゃべりに花を咲かせた。クリスマスに合わせ靴下も贈られた。

 102歳で最高齢の松元スミ子さんは「毎年楽しみにしている。顔を見せてくれるだけで安心できる」と感謝。福永会長は「外出も難しい方がおり、安否を把握するのは大切。孤立せず明るく新年を迎えられるよう、これからも目配りしたい」と話した。