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【山梨県】

介護する人、経験者が支え 交流、息抜きの場提供 南アルプスで「木綿クラブ」結成

山梨日日新聞 2019年2月5日(火)
落語やマジックで盛り上がった介護者の集い=南アルプス市若草生涯学習センター
落語やマジックで盛り上がった介護者の集い=南アルプス市若草生涯学習センター

 南アルプス市内の介護経験者が集まり、親や配偶者の介護を続ける人を支えようと、「木綿クラブ」を結成した。介護者を集めたイベントを試験的に開くなどして、本格的な活動に向けた準備を進めている。
 木綿クラブは市内に住む60代の女性4人で構成。親を介護した経験を踏まえ、孤立しがちな介護者の交流や息抜きの場をつくろうと結成した。グループ名は「介護を続ける中で、楽しく元気に過ごせる強い心」の象徴として「何度洗濯しても使い続けられる丈夫な布」というイメージから木綿を選んだ。
 1月30日には市の委託事業として市若草生涯学習センターで介護者の集いを初めて開き、約20人が参加。甲府落語会の笑々亭多楽さんが落語やマジックを披露し、会場からは笑い声が起きていた。参加者同士が介護の悩みについて語り合う時間も設けた。
 グループは来年度から本格的に活動するという。水上美里代表は「介護に追われると、心にゆとりがなくなってしまう。ほっと息をつけるような場を提供しながら、楽しく続けていきたい」と話している。