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【愛媛県】

認知症への理解を深める 松山でフォーラム開催

愛媛新聞 2019年9月9日(月)
認知症の予防や先制医療について話す新井さん
認知症の予防や先制医療について話す新井さん

 認知症フォーラム(NPO法人それいけ夢工房主催)が1日、松山市堀之内の県美術館講堂であり、市民ら約100人が認知症への理解を深めた。
 医師で順天堂大名誉教授の新井平伊さんが「早期予見、早期予防、そして先制医療」と題して講演。認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)について説明し「日常生活の中で、今までと違う変化があれば見過ごさないで」と呼び掛けた。
 認知症の発症・進行を遅らせるために、睡眠や食事、運動の重要性を指摘。神経細胞の働きを阻害するアミロイドというタンパク質が脳に蓄積していないかを確認するPET(陽電子放射断層撮影)検査など新しい医療についても触れた。
 認知症の妻薫さんの介護を長年続ける愛媛県伊方町の金森一臣さん(69)が近況を紹介。体力の衰えを感じつつも、介護保険サービスを利用しながら妻と過ごせる日々に感謝し、「一日でも長く介護を続けられるように、元気でいたい。伊方にも認知症カフェをつくりたい」と語った。