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【山梨県】

VRリハビリ 五輪ロードレース体感

山梨日日新聞 2020年2月10日(月)
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リハビリテーション若彦の郷が導入した「サイクリングVR」=山梨県笛吹市八代町永井

笛吹・デイ施設、自転車型器具を導入

 デイサービス施設「リハビリテーション若彦の郷」(山梨県笛吹市八代町永井、長坂和樹代表)は、仮想現実(VR)技術を使った自転車型トレーニング器具「サイクリングVR」を導入した。利用者にリハビリに継続的に取り組んでもらう狙いで、2020年東京五輪の自転車ロードレースコースの映像が流れる中で運動に取り組める。長坂代表は「楽しく長くリハビリに取り組んでもらいたい」と話している。

 サイクリングVRでは、利用者が専用のゴーグルを装着。映像は東京五輪の自転車ロードレースのコースで、山中湖や三国峠、富士山などの眺めが楽しめる。約3分でスタート地点からゴール地点までたどり着く。ペダルの回転速度に合わせてゴーグルで流れる映像が連動し、実際に路上でサイクリングしているような感覚が味わえる。映像の起伏に合わせて、ペダルの重さも自動的に調整される。
 長坂代表によると、リハビリは単調で単純な作業が続くことも多く、飽きを感じてしまうことがあり、「少しでも楽しくリハビリに取り組んでほしい」と導入を決めた、という。商品を扱う東京都内の会社からゴーグルなどの機材を購入。施設利用者からは、「普段と景色が違って楽しい」などの声があり、年明けからリハビリのプログラムに加えることにした。
 笛吹市内の名所などを撮影し、VR映像の種類を増やすことも今後、検討する。長坂代表は「リハビリをより楽しく、より効果の高いものにしていきたい」と話している。