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【青森県】

介護施設併設カフェ、高齢者が接客/八戸

東奥日報 2020年9月7日(月)
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スタッフのサポートを受けながら来店客からドリンクの注文を受ける通所者

 青森県八戸市尻内町の共生型通所介護施設「無添加お弁当 二重まる一番町」にこのほど、カフェが併設された。二重まるでデイサービスを利用する高齢者と障害者が調理や接客を担当し、働く喜びとやりがいを感じながら笑顔で客をもてなしている。

 二重まるは、同市の池田介護研究所(池田右文代表取締役)が昨年9月に開設。高齢者と障害者両方を支援し、弁当販売など収益事業も行う福祉施設で、20〜90代が通所している。午前は弁当作り、販売、農業、パソコン作業など通所者が得意な仕事を選んで行う「お仕事タイム」、午後は趣味活動や買い物、入浴などの時間となっており、通所者は仕事に応じて賃金を得ることができる。

 カフェは施設内を改装して専用スペースを設け、通所者が手分けして壁塗りや木製の棚作りなどをして8月1日にオープン。アットホームな雰囲気が漂う。メニューはランチセット(700円)のほかコーヒー、紅茶(各200円)、自家製みそを使ったミニソフト(100円)などで、地域住民らの憩いの場として利用されている。

 カフェで接客を担当する通所者の女性(77)は「70歳まで調理の仕事をしていたけど、接客は初めてで緊張する」と語り「スタッフの皆さんが優しくて、ルンルンした気持ちで楽しく仕事している」と声を弾ませていた。池田代表は「二重まるは高齢者や障害者が役割を持って働ける場所。気兼ねなく立ち寄って、通所者が活躍する姿を見守ってほしい」と話す。

 カフェの営業時間は午前11時半〜午後2時。祝日はドリンクのみ提供。土日休み。問い合わせは二重まる(電話0178-20-0961)へ。