感染予防について指導する鈴木研一郎医師(右)=25日、静岡市葵区
静岡市と市静岡医師会は28日までに、通所介護施設と短期入所施設に対する新型コロナウイルスの感染予防指導を始めた。当該施設は長期入所施設と異なり利用者が外部と接触する機会があるため、従事者や家族、さらにその先への感染リスクを医療者の視点を生かして抑える。
対象は診療所に近いデイサービスとショートステイ施設で200施設ほど。葵区と駿河区の開業医37人が1月上旬までに手分けして巡回する。
指導では、実際に起きた介護施設の集団感染で一因となった利用者の食事時の状況、排せつ介助、職員の休憩時の様子などを重点的にチェックする。鈴木研一郎医師(同会副会長)は25日に葵区の楽寿の園を訪れた際、マスク着用を嫌がるなど対応が難しい認知症利用者に関し、職員から相談を受けた。
福地康紀会長は取り組みの意義について「一口に『3密を避ける』と言っても現場では難しい部分もある。われわれの知識と知恵を生かして利用者や家族、従事者の安心につなげたい」と話した。
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