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高齢・介護

【島根県】

eスポーツ、高齢者活気 島根大など調査結果まとめ

山陰中央新報 2021年4月8日(木)
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ハンドルを握ってレーシングゲームを体験する参加者=島根県津和野町後田、津和野町コミュニティセンター(シルバーeスポーツを考える会提供)

 ゲームの腕前を競うeスポーツが、高齢者の心身に好ましい効果をもたらすという調査結果を島根大の研究者らがまとめた。早歩きをするのと同程度に心拍数が上がり、実際のスポーツと同程度に程よい緊張や活気が得られるという。若者に人気のeスポーツが、高齢者にとっても体力の衰えやけがを気にせずに楽しめて健康に役立つ趣味として見直されそうだ。

 島根大人間科学部の宮崎亮准教授や山陰eスポーツ協会などが、高齢者が安心して楽しめる健康づくりとしてeスポーツに着目し「シルバーeスポーツを考える会」を組織して調査に乗り出した。

 調査は2月中旬、島根県津和野町内で、高齢者向けのeスポーツ体験会と併せて行い、同町在住で70歳前後の男女20人が参加した。レーシングゲーム「グランツーリスモ」で1対1の対戦を1人が4〜8分、体験してもらい、対戦前から終了まで観戦者を含め全員の心拍数を測った。気分を調べるアンケートも行った。

 対戦中、プレーヤーの1分間の心拍数は平均で40拍上がり、早歩きなど笑顔を保ってできる運動をする時と同程度の上昇だった。観戦者も平均5〜6拍上がり、実際のスポーツ観戦に相当する変化だった。

 アンケート結果からは、ほとんどの人が実際のスポーツをした時と同程度に程よい緊張や活気を覚え、女性の場合は友好的な気分が高まることがうかがえた。

 宮崎准教授は「高齢化により運動や外出の機会が減少すると、生活リズムが平板になる。心拍数が上がれば日常に揺らぎを生み、良い睡眠ができ、良い気分で過ごせるようになるだろう」とeスポーツの健康効果を口にする。

 体験会は参加者に好評で再度の開催を望む声が上がった。考える会は今後の開催も検討しており、山陰eスポーツ協会の谷口拓也さん(30)は「eスポーツを高齢者の生きがいにつなげたい」と期待する。

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