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高齢・介護

【山梨県】

男性介護者6割「孤立」 県内ケアマネジャー調査 プライドが原因か

山梨日日新聞 2022年5月11日(水)
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 山梨県は家族を介護する男性に関する実態調査を行い、9日に結果を公表した。県内の介護支援専門員(ケアマネジャー)への調査では、担当する男性介護者のうち「介護のために孤立していると思われる人」は6割超に上った。原因は「1人で抱え込む」「弱音を言わない」が上位を占めており、地域との関わりが希薄で、孤立しがちとされている男性特有の課題が浮き彫りになった。県は「プライドが邪魔をして弱音を吐けず、孤立状態になっている」と分析。本格的な支援に乗り出すため、6月補正予算に必要な経費を計上する。
 調査は県が昨年12月、男性介護者の支援に取り組む「山梨やろうの会」(清水昭二会長)に委託して実施。県介護支援専門員協会を通じ、ケアマネジャー143人と、要介護1以上の家族を主体的に介護する男性268人を対象に行った。
 ケアマネジャーを対象とした調査では、担当している男性介護者の中に「介護のために孤立していると思われる人」がいるかを尋ねたところ、「現在、担当している」は38・5%、「以前、担当していた」は26・6%で、合わせて65・1%(93人)。県健康長寿推進課は「孤立が続けば虐待や自殺などにつながる恐れがある」と指摘する。
 孤立していると思われる原因を尋ねると、「1人で抱え込む」が62・4%で最も多く、「弱音を言わない」が44・1%、「プライドがある」が41・9%で続いた。孤立が解消できた理由は「介護サービスの利用」が75・3%で最多。「細かく相談に乗った」は59・1%、「施設に入所した」は37・6%だった。
 一方、男性介護者への調査で、年代で最も多かったのが60歳代の28・4%。続いて50歳代が26・5%、80歳以上が17・9%となり、60歳以上が63・1%を占めた。全体の61・6%は仕事を持ちながらの介護だった。
 介護対象は母親が55・2%、妻が33・6%、父が13・1%。介護に関する不得意な行為は、料理が38・4%で最も多く、排せつ処理が35・4%、入浴が29・1%で続いた。相談できる人を聞くと、ケアマネジャーが79・1%、家族が53・4%、主治医が27・6%となった。
 山梨やろうの会は、男性介護者が悩みを話す「集い」を開いている。清水会長は「周囲の目が届かず、悩みを1人で抱え込む男性介護者は多い。市町村単位で男性介護者が集まり、相談や悩みを打ち明ける場を、まずは行政主導でつくってほしい」と話した。
 長崎幸太郎知事は9日の定例会見で、「悩みを共有できる場やケアマネジャーが企業などを訪問し、相談に応じるプッシュ型の支援策を早急に検討し、男性介護者の孤立防止を図っていく」と述べた。

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