
少ない力で寝返りを介助する方法を学ぶ参加者=31日午前、松山市末町
親子で介護について学ぶバスツアーが31日、松山市末町の県在宅介護研修センターであり、中予地域の10組が介護の基礎や最新の機器を用いたケアの知識を深めた。
子どものうちから介護を身近に感じてもらおうと同センターが初開催した。参加者はまず、高さの違う腰掛けに座り、立ち上がりやすさの違いを体験。金田由美子センター長(73)は、座布団などで数センチ高さを変えるだけでも効果があると紹介し、「(立ち上がりにくそうな人に)手を貸すのもいいけれど、残っている力で何ができるかを探ってあげることも大事」とアドバイスした。
同バスツアーは8月7日に南予、21日に東予発着で開催する。