ニュース
高齢者福祉

【岡山県】

勝央の住民 小売店とGS運営 20日、過疎高齢化支える拠点に

山陽新聞 2019年4月19日(金)
20日に本格営業を始める「どんどん市場」。コミュニティースペースを備えた店舗(右)とガソリンスタンドがある
20日に本格営業を始める「どんどん市場」。コミュニティースペースを備えた店舗(右)とガソリンスタンドがある

 岡山県勝央町北部の吉野地区の住民たちが、農協が営んでいた小売店と隣接のガソリンスタンド(GS)を引き継ぎ、「どんどん市場」(同町豊久田)として20日に本格営業を始める。生活必需品を扱う店にはコミュニティースペースも設けて集いの場を提供し、過疎高齢化の進む地域の暮らしを支える。

 運営主体は、住民たちが立ち上げた一般社団法人「よしの」。有志がボランティアで店頭に立つ。

 新店舗は食品や菓子、酒類、生活雑貨などを販売する。住民らが自由に使えるコミュニティースペース「どんぐりの家」のほか、飲食できるイートインコーナーも備える。町の委託で住民の見守りを兼ねた移動販売車も吉野地区を中心に週5日運行する。

 小売店とGSは、JA勝英(美作市)が昨年9月末に閉鎖。町が敷地1118平方メートルを購入し、店を約5千万円をかけてリニューアルした。GSは先行して昨年10月から営業し、小売店もテントを張って仮営業していた。

 営業時間はともに午前10時〜午後6時で毎週火曜が定休日。20日は午前10時からオープニングセレモニーを行い、餅投げで祝う。

 「よしの」代表理事の瀧上勤さん(62)=同町=は「住民たちがわいわいがやがやと過ごせ、地域の中心的な場として親しんでもらえるよう頑張りたい」と話す。