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高齢者福祉

【新潟県】

認知症への理解、地域に鍵 新潟 当事者が経験語る

新潟日報 2019年10月2日(水)
認知症の人が暮らしやすい地域づくりについて講演する春原治子さん=29日、新潟市中央区
認知症の人が暮らしやすい地域づくりについて講演する春原治子さん=29日、新潟市中央区

 認知症への理解を深める「認知症とともにinメディアシップ」が29日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで開かれた。認知症当事者による講演や座談会などを通し、認知症になっても暮らしやすい社会の在り方について考えた。

 新潟日報社が2017年から取り組む啓発キャンペーン「つなぐ広げるオレンジの輪」の一環。約100人が来場した。

 講演では、初期の認知症と診断を受け、支援カフェの代表を務める春原治子さん(76)=長野県上田市=が、自身の経験を披露。「地域の人と関わっていれば、認知症になってもその人を理解してくれる」とし、日頃から自身の思いや考えを周囲に伝えておくことが大切だと話した。

 認知症の当事者やその家族に対しては「(病気を)オープンにする。家族は当事者の話を聞き、否定しない。認知症の人が参加しやすい地域づくりを進めてほしい」などとアドバイスした。

 このほか、座談会では当事者の3人が暮らしやすい地域づくりについて意見を交わした。