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高齢者福祉

【栃木県】

VR運転で危険体験 栃木・那須塩原市、高齢者向けにスクール

下野新聞 2019年10月3日(木)
仮想現実(VR)を用いて正しい運転の仕方を学ぶ参加者
仮想現実(VR)を用いて正しい運転の仕方を学ぶ参加者

 【那須塩原】高齢ドライバーによる交通事故を防ごうと、那須塩原署、市などは、埼玉(さきたま)の黒磯南自動車教習所で仮想現実(VR)を用いた運転シミュレーター体験などをする「シルバードライビングスクール」を実施した。65歳以上の市民約20人がVRで危険な場面を体験し、安全な運転の仕方を再認識した。
 VRはネッツトヨタ栃木の協力で導入した。危険な状況を手軽に再現、体験できるのが長所で、運転講習でのVR活用は県内でも先駆的という。
 体験では、街中での歩行者の飛び出しや、左折時に二輪車を巻き込みそうになる状況などを再現。参加者はハンドルを握る手に力を込めるなど、現実さながらの真剣さで取り組んでいた。体験後は方向指示器の合図のタイミング、目視の回数などを基にした採点結果とアドバイスが送られた。
 参加した新町、自営業高久とみ子(たかくとみこ)さん(68)は「映像がとてもリアル。左折時にバイクを巻き込まなくて本当に良かった。いい勉強になりました」と振り返っていた。