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高齢者福祉

【山梨県】

大野山を園児の遊び場に

山梨日日新聞 2019年10月18日(金)
大野山を整備するメンバー=身延町大野
大野山を整備するメンバー=身延町大野

高齢者ら森林整備
 山梨県身延町大野の大野山保育園(沢村和子園長)園児との交流活動に取り組む「大野クラブ」は、保育園裏にある大野山の整備活動をしている。メンバーは「子どもがはしゃぐ声を聞くことが減った。自然に親しみながら遊べる場所をつくっていきたい」と話している。
 クラブは2012年に発足。メンバーは14人で60〜70代の高齢者が大半を占めている。園児に絵本を読み聞かせする活動のほか、プランターを使った園芸教室の講師などを務めている。
 大野山は中腹からJR身延駅周辺が一望でき、麓には樹齢約300年のシダレザクラがある。園児が自然とふれあう場をつくろうと、2017年から整備。園児が歩けるように山道の雑草や木の枝を取り除いている。昨年からは町森林組合の協力を得て本格的な森林整備をしている。
 9月24日には、クラブや町森林組合メンバーら6人が出向いて作業をした。保育園が保護者やクラブメンバーらをねぎらうために11月に開く「感謝祭」では、山を園児が保護者と登る企画もある。
 クラブに所属する望月信善さん(67)は「園児たちが山を登りながら自然を楽しんでいる様子を見るのが本当にうれしい。子どもたちから元気をもらい、これからも整備を続けていきたい」と話している。