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高齢者福祉

【宮崎県】

生活困窮者宅の清掃サービス 串間市・社協など

宮崎日日新聞 2020年2月3日(月)
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大掃除前に打ち合わせを行った串間市社協職員

 串間市社会福祉協議会(武田憲昭会長)と市内の社会福祉法人7団体でつくる串間市社会福祉法人等連絡協議会は、ハウスクリーニングサービス(大掃除)事業を始めた。自宅の清掃が困難となった生活困窮世帯や、家族の協力が得られない老夫婦世帯などが対象となる。
 同事業は本人か家族による掃除が困難となり、日常生活に著しく支障をきたす場合に実施。ボランティア活動として衛生環境の回復、維持に努める。
 1例目となった26日には、介護支援専門員(ケアマネジャー)から報告が上がっていた、同市内に住む、夫婦とも要介護認定者の高齢者宅を清掃。市社協、地域包括支援センターやケアマネジャー、民生委員ら約20人が参加した。
 清掃前には室内に衣服、使用したおむつ、総菜のパックなどが散乱。社協職員らは約2時間かけ、本人に確認しながら不要物を仕分け。トイレなども掃除し、軽トラック3台分のごみを運び出した。居住する80代男性は「きれいになり、本当にありがたい。妻も自分も足が悪く、片付けが困難。手助けしていただき良かった」と感謝していた。
 市社協の谷口仁志さん(31)は「みなさんの協力で、短時間で片付けることができた。ほかの社会福祉法人と連携し、要望があれば出向いていきたい」と話した。
 市社協によると、同様の事業は門川町社協に続き県内2例目という。