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【山梨県】

「視覚と発達障害」テーマに医師講演 甲府で考える会

山梨日日新聞 2020年1月15日(水)
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医師らが講演した視覚障害者のための社会適応訓練講習会=甲府共立病院

 山梨県視覚障害を考える会(加茂純子会長)は11日、甲府共立病院で、「視覚障害者のための社会適応訓練講習会」を開いた。医師らが「視覚と発達障害」をテーマに講演した。
 医療、教育関係者など約30人が来場した。甲府共立診療所小児リハビリ室の本間隆之言語聴覚士は、文字を読む速度が遅い発達障害児について詳しく検査したところ視覚に異常があることが判明し、眼鏡などによって改善した事例を紹介。「小児科と眼科が連携して子どもをサポートしている」と話した。
 静岡県眼科医会理事の松久充子医師は「発達障害は視覚過敏などを併発することがある」と説明。「読む」「書く」など特定の学びが苦手な学習障害(LD)については視覚的な問題の有無を確認することが重要とした上で「本人の状態に合わせて遮光眼鏡などを使い、困難がある子どもを支援する必要がある」と話した。