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【岩手県】

声で届ける岩手・奥州の観光情報 地元団体、障害者向けにCD

岩手日報 2020年12月10日(木)
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市内の観光情報を音声でまとめた「声で伝える奥州市の魅力」を手にする中井慶会長(右)と横地春生さん

 岩手県奥州市のボランティア団体「音声訳はなことばの会」(中井慶会長)は、視覚障害者向けに市内の観光情報をまとめたデジタル録音図書「声で伝える奥州市の魅力」を作った。市が発行するガイドブックや、各記念館や博物館のパンフレットを読み上げて録音し、8日は完成品を市に寄贈。同会設立30周年記念として企画し、誰もが安心して地域観光を楽しめるように願いを込めた。

 同日は中井会長(74)と、企画した横地春生(はるみ)さん(61)が市役所を訪れ小沢昌記市長に手渡した。小沢市長は「ハンディのある方々にとって大変心強いものだ。市民のために活用させていただく」と感謝した。

 収録内容は市内にある歴史公園えさし藤原の郷や高野長英、後藤新平、斎藤実などの各記念館、国立天文台水沢VLBI観測所の観光情報など。約5時間にまとめた。音声は視覚障害者向けの「デイジー図書」としてCDに収録。再生には専用機が必要だが、目次から読みたい場所へジャンプできるなど利便性が高い。

 7月から制作を始めて110枚作成。完成品は県内の特別支援学校や同市社会福祉協議会のほか、観光に来た時に役立ててもらおうと東北6県の視覚障害者福祉団体にも寄贈する。

 同会は1990年設立。旧水沢市や奥州市が発行する広報・ガイドブックの音声訳を長年続け、同会が作った音声訳データの利用者は市内に50人いる。

 同会によると新型コロナウイルスの影響で、視覚障害者の中には各施設の点字への接触を避けたい人もいるといい、音声訳を少しでも観光紹介に役立てようと企画。横地さんは「コロナで外出に不安を抱えている人たちのため、少しでも力になりたい」と熱を込めた。


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