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【岡山県】

人手不足解消に障害者と仕事 農福連携で岡山の野菜農家

山陽新聞 2021年9月7日(火)
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障害がある人に出荷作業を担ってもらい「農福連携」の取り組みを進めている守谷さん(中央)

 笠岡市で今春、新規就農し、野菜を生産する守谷謙祐さん(44)=同市=が、障害者に農作業を担ってもらう「農福連携」を進めている。障害者の社会参加や工賃アップに一役買える上、人手不足も解消。守谷さんは「ゆくゆくは畑でも一緒に汗を流せるよう経営を軌道に乗せたい」と意気込む。

 営業職のサラリーマンだった守谷さんは、2017年にトマト栽培を手掛ける矢掛町の会社に転職。農業に目覚め、いろんな野菜を育ててみたいと考えるように。20年春に退職し、実家がある笠岡で農地を探し、市職員の紹介で、同市新山地区の耕作放棄地再生に取り組む奥山営農組合が管理する約40アールを借りることができた。今年3月、経営安定化に向け市などが支援する認定新規就農者となった。

 育てるのはタマネギやジャガイモ、キャベツ、ナス―と多彩。今年6月の収穫期にはてんてこ舞いで、家族の手も借りたが出荷作業で手一杯。収穫作業に手が回らない状態になりかけていた頃、市職員らの仲介で、同市用之江の就労継続支援B型事業所「シェル」の利用者が作業に加わることになった。

 7月中旬、同市甲弩の作業場では、約10人の障害者らがナスやタマネギの袋詰め、シール貼りなどに精を出していた。シェルのスタッフ冨永政一さん(45)は「利用者は作業にやりがいを持ち、楽しんでいる。継続的に仕事があり、工賃の面でもプラスになる」と喜ぶ。

 守谷さんは今後、畑での種まきや収穫も一緒にできればと考えており「根気のいる作業もこつこつとこなしてくれる。通年で仕事をつくれるよう頑張り、将来は耕作放棄地の解消など地域に恩返しをしたい」と話している。


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