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【高知県】

金融教育コンクールで安岡教諭(高知大付属特別支援学校)が最高賞 自立へ「やりくり」学ぶ授業工夫

高知新聞 2022年1月21日(金)
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お金についての授業を行う安岡知美さん(高知市の高知大学付属特別支援学校)

買い物ゲーム、貯金封筒、家計管理...
 高知大学付属特別支援学校(高知市曙町2丁目)の教諭、安岡知美さんがこのほど、「金融教育に関する実践報告コンクール」で最高位の特賞を受賞した。知的障害のある生徒に、ゲームなどを通じてやりくりを教え、貯金の大事さなどを伝える授業内容が評価された。安岡さんは「子どもが自立して生きていけるよう、今後も取り組みたい」と話している。

 コンクールは金融広報中央委員会(事務局・日銀)の主催。2004年から毎年開いており、21年は全国35件の応募があった。

 安岡さんは高等部の家庭科教諭。発達段階が7〜10歳ほどの生徒が多く、お小遣いをもらったことがある子は少ないという。中には、「新車は10万円で買える」「会社の初任給は3千円ぐらい」と話したり、電気や水道が有料だと知らないケースも。そこで、実生活に即した金銭感覚を育てようと学習内容を見直し、2020年から新しい形の授業を始めた。

 やりくりを教えるために始めたのが、買い物ゲーム。予算内でカレーの材料を選んだり、町への移動手段(自転車、電車、タクシー)を考えたり。安岡さんは「生徒は回を増すごとに(やりくりが)上達した。今買う必要があるか、多めに買って次に使うかの議論もできるようになった」という。

 卒業後の人生のシミュレーションも。就職して1人暮らしを始め、子どもが産まれ…。食費に家賃、光熱費、通信費など、さまざまなお金が必要だと学び、家計について考える機会を持った。

 さらに、夢をかなえるための「夢貯金」、病気や事故などに備える「万が一貯金」のための封筒も構えて指導。安岡さんは「お金の課題を視覚化したことで人生に見通しが持てるようになった」とし、卒業生の中には今も取り組みを続け、「『夢貯金の封筒が分厚くなるのが楽しみ』と言ってくれた子もいる」と喜ぶ。

 コンクールでは、審査員に「丁寧で汎用(はんよう)性がある」「子どもの将来、長い人生のことを考えている」ことが高く評価された。

 受賞を喜ぶ安岡さんは、「お金について知り、賢く扱えることは重要なライフスキルの一つ。家庭とも連携して、授業の内容を充実させていきたい」と意気込んでいる。(玉置萌恵)


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