
コミ花フェ花楽里でジェラートを販売する施設利用者ら=28日午前、松山市道後町2丁目
愛媛県社会福祉事業団が運営する障害者就労支援施設と県内企業がコラボし地元産の果物から考案した「いだいのピオーネジェラート」がこのほど完成。松山市の「ほほえみ工房ぱれっと道後 コミ花フェ花楽里」(道後町2丁目)と松山三越(一番町3丁目)で販売が始まった。菓子の製造販売を通し施設と生産者や地域をつなぐブランド「みんなとつながるお菓子 tetote(てとて)」の第1弾スイーツで、続く商品展開も企画している。
tetoteは新型コロナウイルス禍で施設の減収が課題となる中、新商品開発などを支援するえひめ産業振興財団のチャレンジプラン事業を活用。県社会福祉事業団と県内2社のコラボにより誕生した。
ジェラートは1個430円。コミ花フェ花楽里ではドライフルーツなどを添えたプレートでの提供もある。第2弾はピオーネゼリーを開発中で、秋ごろの販売に向け準備しているという。