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【大分県】

おやつ、夕食を 一緒に食べようよ 杵築市に新たな子ども預かり施設

大分合同新聞 2019年4月19日(金)
職員と一緒に夕食をとる利用者の子ども=杵築市の子どもの居場所b&gきつき
職員と一緒に夕食をとる利用者の子ども=杵築市の子どもの居場所b&gきつき

  杵築市の中心部に平日の夕方から午後9時まで、子どもを預かる施設「子どもの居場所b&gきつき」が開設された。夕食を提供し、専任職員が生活指導を担当。増加する共働きやひとり親世帯の子育てを助け、夕方以降の子どもの見守り体制を整える。
 市内のNPO法人「こどもサポートにっこ・にこ」が公益財団法人B&G財団(東京都)の補助事業を活用し、整備・運営する。建物は新築で鉄骨平屋約150平方メートル。調理室を備える。幼稚園教諭や保育士などの資格を持つ職員3人が常駐。午後4時以降、手作りのおやつと夕食を提供し、算数などの授業をする日もある。
 市内に住む小学生を主な対象とし、市内の小学校からの送迎が可能。中高生や幼児の利用についても相談に乗る。
 開設を支援した市によると、市内で放課後に子どもを預かる施設としては児童館や児童クラブなどがあるが、対応は最長で午後5時まで。共働き世帯の増加に加え、定年延長で祖父母も働いている家庭が増えており、夕方から夜間の子どもの居場所づくりが課題となっていたという。
 施設マネジャーの小畑たるみさんは「急な残業や夜勤、歓送迎会などの際に利用してほしい。これまで預かった子どもたちも誰かと一緒に夕食を食べると安心できるようだ」と話した。
 1日から受け入れを始めている。利用には登録が必要。おやつ・夕食代込みで1日300円(3枚つづりのチケット購入制)。所得に応じて免除もある。
 問い合わせはこどもサポートにっこ・にこ(TEL 0977・75・2223)。

<メモ>
 B&G財団の事業を利用した施設は県内初。補助額は2021年度まで施設整備費を含め計9千万円。22年度以降は市とNPO法人が連携し運営する。