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【栃木県】

今どきの子育て指南 栃木・小山市、祖父母向けガイド発行

下野新聞 2019年1月9日(水)
「小山市子育てサポート 祖父母手帳」の一部
「小山市子育てサポート 祖父母手帳」の一部

 【小山】市は育児を手伝う祖父母世代に向けたガイドブック「小山市子育てサポート 祖父母手帳」を発行し、配布を始めた。おむつの替え方などの基礎知識や、今と昔の子育て環境の違いなどを解説し、「孫育て」を支援することが狙い。市子育て包括支援課は「子育てが親だけでは手に負えない時代になっている中、祖父母世代にできることを具体的に示す一助になれば」と期待している。
 ガイドブックはA5判33ページ。東京法規出版(東京都文京区)が販売している「祖父母手帳」を参考に作成した。市内で働く栄養士や保育士にも意見を集め、母子手帳よりも薄く読みやすいようにすることを心掛けた。同課によると、県内では日光市や矢板市でも同様のガイドブックを作成しているという。
 だっこの仕方やミルクの飲ませ方、沐浴(もくよく)のサポートの方法などのほか、「おむつはずれ」「授乳の間隔」「湯上がりの白湯」など15項目にわたって、昔は常識とされていた子育てが現代の方法とは異なっていることを説明。20〜30年前と比べ食物アレルギーの子が増えているため、子供一人一人の現状をよく理解することが必要である点などが解説されている。
 また、市の子育て支援情報サイトを利用する母親などを対象に行った、祖父母が子育て支援をすることの長所と短所についてのアンケート結果を掲載。「いろいろな考え方を子供に学んでもらえる機会になる」「親の息抜きになる」といった好意的な意見の一方で、「受動喫煙についての理解が足りない」など厳しい意見も載っている。
 このほか、祖父母世代にはなじみが薄いとされる話題として「産後うつ」や「スマートフォンの適切な利用時間」などの項目も盛り込んでいる。2500部作成し、同課などで配布している。(問)同課0285・22・9604。