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【岡山県】

先進事例調査し高齢者の移動支援 矢掛・江良住民「元気会」が計画

山陽新聞 2019年2月13日(水)
勉強会で先進事例などを学ぶ江良元気会のメンバーら
勉強会で先進事例などを学ぶ江良元気会のメンバーら

 岡山県矢掛町江良地区の住民でつくる「輝け! 江良元気会」が、交通手段のない地区内の高齢者らの移動支援サービスを計画している。関係法令や先進事例などの調査を進め、2019年度中のサービス開始を目指す。

 江良地区は人口503人(昨年12月末現在)で、高齢化率は41%。元気会が昨年11月に地区内の75歳以上の高齢者を対象に実施したアンケートで、買い物や通院する際の交通手段に自家用車や徒歩を挙げる回答が多く、移動支援サービスを利用したい(将来的に利用したいを含む)と答えた人は約70%に上ったという。

 こうした状況を踏まえ、元気会では住民主体となった移動支援サービスを模索。2日には地元公会堂で勉強会を開き、県内各地で移動支援サービスの立ち上げに携わっているNPO法人「移動ネットおかやま」(新見市)の横山和廣理事長から、移動支援に関わる道路運送法のポイントをはじめ、浅口、真庭市の事例などを学んだ。

 今後、地元のスーパーマーケットやドラッグストア、農産物直売所を利用しやすい運行ルートなどを定め、3月末までに試験運行を行う予定。元気会代表の坪井優さん(47)は「運転免許証を返納したお年寄りらを助けられれば。いつまでも住みやすい江良地区を目指し、移動支援を軌道に乗せたい」と話している。