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【鹿児島県】

10連休に臨時託児所 指宿の元教諭ら有志企画 鹿児島

南日本新聞 2019年4月17日(水)
「気軽に利用して」と呼び掛けるメンバー=指宿市十町
「気軽に利用して」と呼び掛けるメンバー=指宿市十町

 10連休となる今年のゴールデンウイーク中、鹿児島県指宿市の元教諭や児童支援員らが毎日、同市湯の浜5丁目の摺ケ浜公民館に臨時託児所「あそびば☆すりがはま」を開く。休みに入る保育園の代わりに、地域で受け皿を作ろうと企画。メンバーは「仕事なのに子どもを預けられず困っている親の一助になれば」としている。

 元小学校教諭の田原迫睦美さん(44)が「連休中、保育園の休みが多くなり、働く子育て世代が困っている」というニュースを見た住民から協力を求められた。同市十町の再生空き家で「あそびば☆ここから」を営み、整体業の傍ら、子育て中の母親のコミュニティー作りや癒やしの場を提供している。

 ゴールデンウイークの指宿は観光業のかき入れ時。特産オクラの路地植え付けなど農家も大忙しだ。保育園職員にも休みを取ってほしい。そんな思いから臨時託児所の開設に踏み切った。

 賛同した子育て経験者らが有償ボランティアとして1日数人ずつ担当する。子どもたちを近くの浜やイベントに連れ出して、ゴールデンウイーク気分を一緒に楽しむことも考えている。
 27日から5月6日までの10日間、午前7時半から午後6時半まで。乳幼児から小学生が対象で、利用料は1時間200円か1日1500円。

 受け入れられるのは1日10人前後で、保育園などに周知したところ、ほぼ定員に達した。田原迫さんは「希望者にはできる限り対応したいので、ボランティア参加の呼び掛けを続けたい」と話す。