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【鹿児島県】

「ママたち交流の場に」客も店員も子連れOK 鹿児島県国分に弁当屋開店

南日本新聞 2019年5月7日(火)
「ママコティ」を開店する茨木敦子さん(後列右から2人目)と子連れで働くスタッフ=霧島市国分中央3丁目
「ママコティ」を開店する茨木敦子さん(後列右から2人目)と子連れで働くスタッフ=霧島市国分中央3丁目

 小さな子どもがいる母親らがだんらんを楽しめ、店員も子連れで働く弁当屋「ママコティ」が5日、霧島市国分中央に本格オープンする。隼人の助産師、茨木敦子さん(53)が「ママたちが気兼ねなく交流できる場をつくりたい」と一念発起。体にやさしい手作り弁当を提供し、家庭の食育を支えたい考えだ。

 茨木さんは妊産婦をサポートする仕事に就いて30年以上。勤めていた同市内の産後ケア施設をやめ、5月から地域訪問型の助産師として活動を始めた。同時に「指導ではなく、同じ目線で産後の母親に関わりたい」と弁当屋の開店準備を進めてきた。

 「コティ」はフィンランド語で家を意味する。国分パークプラザ近くのビル1階の居酒屋跡(広さ約40平方メートル)を改装。「自分の家のように過ごしてほしい」とカウンター6席や親子でくつろげるスペースを設け、持ち帰りだけでなく、店内で飲食できるようにした。

 みそ玉付きで税込み800円の弁当は、栄養バランスを考えた「まごわやさしい」(豆類、ゴマ、ワカメなど海藻類、野菜、魚、シイタケ、イモの頭文字)食材を使う。店員3人が献立を考え、調理や接客も担当する。

 生後11カ月の長男を育てる店員の野添真紀子さん(36)は「しばらく働くのは難しいと諦めていたので社会参加できうれしい。一人の母親として、お客さまと子育ての悩みや楽しさも共有したい」と話す。

 店内で食育や骨盤体操、ベビーマッサージといったイベントも開かれる予定。営業は平日午前11時〜午後3時。ママコティ=0995(73)8828。