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【広島県】

父親の育児 重要性学ぶ 福山、応援会議の初会合

山陽新聞 2019年5月9日(木)
人口減少対策について意見交換する応援会議のメンバーら
人口減少対策について意見交換する応援会議のメンバーら

 少子化による人口減少対策を進める福山市は8日、官民が協力し子育てしやすい社会づくりを目指す「みんなのライフスタイル応援会議」の初会合を市役所で開いた。「イクボス(部下の仕事と生活の両立を後押しする上司)」の取り組みを提唱するNPO法人ファザーリング・ジャパン(東京)の安藤哲也代表理事(56)を講師に招き、父親が子育てに協力する重要性を学んだ。

 安藤理事は「笑っている父親が社会を変える」と題し講演。男性が育児、家事に参加することで、ボウリングの1番ピンが次々と後ろのピンを倒していくように、子どもの健やかな成長、女性が活躍する社会、働き方改革へと広がり、結果として少子化解消につながると説明した。

 父親が育児に協力するほど子どもの自尊心が高まると強調。母親側も育児ストレスが軽減し、就労を継続できることで家計収入も安定するとした。

 最終的には「男性育休が家庭、地域、企業、社会全体への変革につながる」とし「官民が協力し“男は仕事”という昭和時代の考え方を捨てることが重要だ」と結んだ。

 会合では、市が本年度中の創設を目指す「子育てパパ活躍デイ」についても議論。父親が勤務先を早期退社、休日取得をし育児に励もうという日で、7月までに具体的な日程を決めるとした。候補としては10月19日(イクメンの日)、11月19日(いい育児の日)などがあり、複数日の指定も含め検討する。

 応援会議は、働き方改革を積極的に進める市内企業3社と女性団体、子ども会関係者ら11の個人・団体で構成。この日は委員10人が出席し意見交換した。