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【京都府】

ふれあいの「駄菓子屋」開店 ひきこもりの人など支援も

京都新聞 2019年5月13日(月)
子どもたちでにぎわう昔懐かしい駄菓子店(京都府長岡京市開田2丁目)
子どもたちでにぎわう昔懐かしい駄菓子店(京都府長岡京市開田2丁目)

京都府長岡京市開田2丁目の西国街道沿いに、昔懐かしい「駄菓子屋さん」がこのほど開店した。ひきこもりなど生活上の困難がある人たちが就労訓練をしたり、居場所として活用したりするために設けられた。店内は子どもたちで連日にぎわっており、運営団体は「地域から愛される場所にしたい」と期待を寄せている。

 化粧品店だった店内には、万国旗が飾られ、10円単位で買えるスナック菓子やあめ、ガムやおもちゃ、くじ引きなどが並ぶ。地域の情報を紹介する掲示板や休憩スペースもあり、誰でも気軽に立ち寄れる雰囲気を出している。

 運営するのは乙訓障害者事業協会(長岡京市)で、駄菓子屋の開店に当たり、同協会がひきこもりなどの人たちの支援活動を行うための組織「乙訓もも」の活動拠点も市内の別の場所から移した。店頭には、同協会のスタッフのほか乙訓ももの利用者が立って、客として訪れた子どもや地域住民との触れ合いを楽しんでいる。

 店舗では今後、野菜やソフトクリームなど扱う商品を増やしたり、認知症の人や支援学校の子どもたちも接客に携わったりできるよう新たな展開も検討されている。

 同協会副理事長の生田一朗さん(52)は「子育て中のお母さんからお年寄りまで、地域のさまざまな人たちが集える場所にしたい」と話している。

 開店時間は午前10時半から午後5時ごろ(日、月曜定休)。