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【岐阜県】

認知症市民の不明、早期発見へ 高山市が6月から登録事業

岐阜新聞 2019年5月30日(木)
登録者に配布する「みまもりシール」
登録者に配布する「みまもりシール」

 岐阜県高山市は、認知症で徘徊(はいかい)の可能性がある市民に個人の情報を登録してもらい、行方不明になった場合の早期発見に役立てる「市認知症高齢者等SOSネットワーク事業」を6月から始める。

 対象は@高山市に住民登録している40歳以上の市民A認知症の症状があり徘徊の恐れがある人B在宅で生活している人−の条件全てを満たす人。本人や家族が住所、名前、写真、本人がよく行く場所などを登録し、市地域包括支援センターや警察などと情報を共有して行方不明時に活用する。

 発見、保護した際に身元を確認しやすくするため、登録者には、登録番号を記載した「みまもりシール」を1人につき20枚配布する。アイロンで衣服に貼って使う。

 また、登録者は個人賠償責任保険に加入する。市が契約者となり、保険料は市が全額負担する。他人にけがを負わせたり物を壊したりした場合に備えることで、登録者と家族の精神的、経済的負担の軽減を図る。問い合わせは市高年介護課、電話0577(57)5200。