ニュース
トップ

【静岡県】

高齢者に交流の場を 脱行政、住民有志がグループ結成 清水町

静岡新聞 2019年5月31日(金)
高齢者を取り巻く町の現状などの意見を出し合う参加者=清水町柿田の希望のわだち柿田
高齢者を取り巻く町の現状などの意見を出し合う参加者=清水町柿田の希望のわだち柿田

 地元に高齢者が気軽に楽しく過ごせる場所をつくろうと、清水町民有志らが市民グループ「さくらの会」を結成し、29日、初の会合を同町柿田の高齢者施設「希望のわだち柿田」で開いた。約10人が参加し、高齢者を取り巻く町の現状や解決策などを出し合った。
 同グループは、少子高齢化が進む一方で、人口減少などに伴い将来的に税収も大幅に減ることを想定し、行政に頼るのではなく住民主体で高齢者の居場所づくりを進めようと始動した。
 会合で参加者は「男性も利用しやすくする工夫が必要」「町内の各地区に場所を設けるため、福祉施設の空き部屋など民間の施設を活用したらどうか」などの考えを発表。住民主導で同様の活動を進める他自治体の事例も共有した。
 今後、三島市の取り組みを現地で見学したり、意見交換を重ねたりし、9月には「希望のわだち柿田」を拠点とした高齢者の交流をスタートさせる予定。
 参加者の一人の男性(71)は「仲間とふらっと立ち寄って楽しくおしゃべりできるような場所をつくりたい」と意気込んだ。