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【島根県】

人生100年集い元気に 高齢者ら寄り合い会

山陰中央新報 2019年6月13日(木)
茶菓子を楽しみながら語り合うお年寄りたち
茶菓子を楽しみながら語り合うお年寄りたち

 松江市八雲台地区の住民同士が交流を深める寄り合い会が11日始まり、独居の高齢者らが茶菓子を持ち寄ってにぎやかに過ごした。人生100年時代を見据えた、よりよい地域の姿を模索する試みで、注目されそうだ。

 高齢者福祉施設で働く勝部彰夫さん(60)=松江市八雲台1丁目=が発案した。同地区は松江の南側にあり、高度経済成長期に住民が増加。近年はお年寄りだけの世帯や独居が目立ち、65歳以上が全体の4割を占めるという。

 この日は、60〜80代の男女約20人が足を運び、茶菓子を味わいながら社会問題や健康、趣味の話題を語り合った。地域の催しでハーモニカを披露する吾郷孝彦さん(60)=同市古志原5丁目=が曲を奏でると、みんなで声を合わせて歌った。

 和気あいあいと3時間を過ごした参加者は、勝部さんの知人の三島昭博さん(55)=同市東出雲町今宮=が丹精したシソやジャガイモ、ニンニクを持ち帰った。近くの女性(81)は「目的を持って生きる人の話を聞き、自分を磨く大切さを感じた。こんな場を待っていました」と喜んだ。

 今後、定期的に開き、他地区からの参加も歓迎する。勝部さんは「地区の実情を見て、誰かが動かないといけないと思った。100歳まで元気に楽しく生きられるようにしたい」と語った。

 問い合わせは勝部さん、電話090(9410)3959。