ニュース
トップ

【秋田県】

秋田市のNPO、「親子食堂」をオープン 温かい料理を格安で提供

秋田魁新報 2019年6月13日(木)
母親や子どもたちがテーブルを囲んで食事を楽しんだ「親子食堂」
母親や子どもたちがテーブルを囲んで食事を楽しんだ「親子食堂」

 貧困世帯への食料支援や無償の学習塾などを手掛ける秋田市のNPO法人秋田たすけあいネットあゆむ(保坂ひろみ理事長)が、新たな取り組みとして、親子に格安で食事を提供する「親子食堂」を始めた。食堂は同市下北手桜の明桜高校グラウンド向かいにある空き家を改装して開設。月2回程度、大人300円、子どもは無料で食事を提供する。
 食堂は保護者の経済的な支援や孤立防止とともに、今後必要な支援策を探っていくのが目的。同NPOが学生の下宿に使われていた建物を借りて改修した。鍋や炊飯器などの調理器具、食器はクラウドファンディングで資金を募って調達した。
 初回は先月31日に開かれ、市内の母子4組計10人が訪れた。テーブルには、子どもが好きなカレーやハンバーグをはじめ、サラダやフルーツ、ゼリーなど多彩なメニューが並んだ。子どもたちは「何から食べよう」と笑顔を見せ、口いっぱいに頬張った。食後は子ども同士で遊んだり、母親やスタッフたちが子育てについて話し合ったりしていた。
 保育園に通う長女と訪れた40代の母親は「いつもは2人なので、にぎやかな中で食事ができて娘も楽しそう。手の込んだ温かい料理ばかりでとてもおいしかった。今後も利用したい」と喜んでいた。
 保坂理事長は「たくさん料理を用意して待っている。気さくなスタッフばかりなので気軽に利用してほしい」と話している。
 午後6〜8時。次回は14日。申し込み、問い合わせは秋田たすけあいネットあゆむTEL018・862・6777