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【新潟県】

不登校の子どもら 交流通じ希望を 18日 三条、新潟でイベント

新潟日報 2019年8月9日(金)
全国約100会場で同日開催する「#不登校は不幸じゃない」の三条会場を主催する関口健志さん=三条市
全国約100会場で同日開催する「#不登校は不幸じゃない」の三条会場を主催する関口健志さん=三条市

 夏休み明けに増える子どもの自殺を防ごうと、不登校の子どもや保護者らを対象にしたイベント「#不登校は不幸じゃない」が18日、新潟県の三条、新潟両市などで開かれる。全国約100会場で同日開催し、昨年に続いて2回目。三条市では初の開催で、主催者は「『学校は行かなくてもいい』というメッセージを伝え、参加者同士の縁をつなぐ場にしたい」と力を込める。

 イベントは、約10年の不登校を経験し、高校生のときに起業した和歌山県出身の小幡和輝さんが発起人。会員制交流サイト(SNS)で全国有志に開催を呼び掛け、初回の昨年は新潟市を含む全国の会場で計1500人超の来場があった。

 今回、三条会場を主催するのは三条市の家庭教師、関口健志さん(45)。小中高生の学習を指導する中、不登校の子どもと多く接し「学校という枠にとらわれず自分らしく自由に生きて欲しい」と強く思ってきた。

 徐々に不登校の子どものサポートに力を入れるようになり、10年ほど前に「ひきこもり支援相談士」の資格を取得した。今年1月には市内でフリースクールを立ち上げた。

 今回のイベントは、不登校支援を通じた県外の知人から誘いを受けて主催することにした。当日は保護者らによる座談会を開き、不登校の子どもらが自由に遊んでもらえるようボードゲームなどを用意する。

 本番を前に7月、小幡さんを招き、三条市内で座談会を開いた。市内外から保護者ら約20人が集まり「疲れて全てがどうでもよく思える」「学校に行かないことは経済的負担も大きい」などと悩みを打ち明け合った。小幡さんは「どうしても学校が合わない子がいる。そうした子どもたちのために選択肢をつくりましょう」と訴えた。

 イベントに向け、関口さんは「当事者の子どもが交流を通して自己肯定感や生きる希望を持ってもらえれば。親同士が情報を共有し、祖父母らが意識を深める場にもしたい」と話した。

 三条会場、新潟会場ともに18日午後1時から。新潟会場は新潟市東区の東区プラザで、座談会に加え、フリースクールや通信制高校についての講話を実施する。三条会場は三条市桜木町の三条ものづくり学校で、午前10時からゲームや綿菓子の振る舞いコーナーを設ける。

 両会場とも原則申し込みが必要だが、当日参加もできる。三条会場の問い合わせは電子メール、munchdeme96senna@gmail.com

 新潟会場は電子メール、2525sunnysmile@gmail.com