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【熊本県】

子育て相談、AIで返答 全国初 熊本県が開設

熊本日日新聞 2019年8月13日(火)
県が運用を始める子育て相談システムのスマートフォンでの画面。質問を入力すると、人工知能(AI)が自動で回答する
県が運用を始める子育て相談システムのスマートフォンでの画面。質問を入力すると、人工知能(AI)が自動で回答する

 熊本県は7日、子育て世代の困り事や悩み相談に人工知能(AI)が24時間、無料で応じる相談システムを28日から一般公開すると発表した。同様のシステムを都道府県単位で運用するのは全国初。

 共働きや核家族が多い子育て世帯の孤立を防ぐ狙いで、昨年から実証実験に取り組んできた。AI開発を手掛けるALBERT(アルベルト、東京)に委託し、年間運営経費は約300万円の見込み。

 システムは、県が開設する無料通信アプリLINE(ライン)の公式アカウントを通じて利用する。ユーザーが「八代市の予防接種」などと入力すると、AIがすぐに返答。やりとりを重ねながら、必要な情報が分かる市町村のウェブサイトなどを紹介する。

 就学前までが対象で、出産に関することや保育園の空き状況など市町村別の情報を網羅。子育て世帯が割り引きなどが受けられる県登録の「子育て支援の店」(延べ約2千件)を検索できる機能もある。

 県子ども未来課は「電話での問い合わせに比べて気軽に使える。男性にも積極的に活用してほしい」と話している。(内田裕之)