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【沖縄県】

「できる福祉」考える 読谷・嘉手納 中高生が体験スクール 沖縄

琉球新報 2019年8月13日(火)
車いすサッカーに挑戦し笑顔でボールを追い掛ける参加者ら=6日、読谷村総合福祉センター
車いすサッカーに挑戦し笑顔でボールを追い掛ける参加者ら=6日、読谷村総合福祉センター

 【読谷】嘉手納町と読谷村の中高生を対象にしたボランティア体験「いもっ子サマースクール」が6〜8日まで、読谷村総合福祉センターで開催された。今年は嘉手納町(嘉手納中、嘉手納高)から19人、読谷村(読谷中、古堅中、読谷高)から18人が参加した。「地域こども協議体」をテーマに、地域にある福祉の課題について意見交換しながら知見を深めた。

 初日の6日はチーム対抗車いすサッカーを体験した。生徒たちは慣れない車いすに苦戦する場面もあったが、一生懸命ボールを追い掛け爽やかな汗を流した。応援に駆け付けた沖縄手動車いすサッカークラブ・アバウト代表の新里透久さんは多様な分野の人が携わることで福祉環境の充実が図れると指摘。「生徒たちにはいろんな人との出会いや体験を通して、福祉分野に関心を持ってもらいたい」と期待を寄せた。
 3日間のプログラムで生徒らは民生委員と一緒に障がいのある個人を訪問したほか、グループワークを通して「自分たちにできること」を模索した。最終日にはそれぞれが成果を発表した。
 読谷高校2年の奥平桃香さんは「初めて車いすに乗ってみて、大変さがよく分かった」と話した。中学2年から毎年参加している山内瑛理さん=同高2年=は「毎回学ぶことがたくさんある。将来は医療従事者か、特別支援学校の先生を目指したい」と話した。