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【静岡県】

腎機能の情報、シールで共有 島田市など、患者のお薬手帳に

静岡新聞 2019年9月3日(火)
腎機能が低下した患者の「お薬手帳」に貼るCKDシール
腎機能が低下した患者の「お薬手帳」に貼るCKDシール

 島田市と市立市民病院、島田市医師会、島田薬剤師会の4者は連携して9月から、腎機能が低下した患者の「お薬手帳」にCKD(慢性腎臓病)シールを貼る取り組みを始めた。医療機関で患者の腎機能情報を共有し、適切な薬の処方や診断に役立てる。
 医師が患者の検査値「eGFR値」などを処方箋に記し、薬剤師が腎機能の低下を認めた場合にシールを貼る仕組み。程度に応じて赤色と黄色のシールを使い分け、検査日や細かい数値を示すシールも活用する。腎機能は薬の副作用が出ることがあり、専門医以外ではそのリスクに気付かないケースもあるという。シールを貼ることで薬の処方時の注意喚起になり、疑義照会も見込まれる。
 この取り組みは厚生労働省が推奨する事業の一環で、県が同市のほか、浜松市と富士市をモデル地域に指定した。すでに静岡市や藤枝市では同様の取り組みが行われている。